【自己紹介&体験談】新卒で入った職場を9ヶ月で辞めました

イツキ

プロフィールを見に来てくれてありがとうございます!

Twitter で退職代行に詳しい保育士として活動しているイツキ(@Bless_to3gen)と申します!

このサイト『天職ビジョン』の運営者でもあります。

転職ビジョンの運営者ってどんな人?

私は、17卒の5年目男性保育士です。

放課後等デイサービスで障害を持っているお子さんたちに支援をしています。

それと同時に、Twitterとブログで、保育士の退職や転職の後押しをする活動中です。

Twitterのイツキ(@Bless_to3gen)のプロフにあるように、本当に退職代行に詳しい保育士と自負しております。

私自身は退職代行を使った事はないのですが、(最初の職場を9ヶ月で辞めた2017年は退職代行サービスそのものがありませんでした)これまで退職代行を使ったことのある保育士10人以上にお話を聞いてきました。

保育士の退職代行エピソードをまとめた記事はこちらからご覧ください

私自身も保育の現場で働いておりますので、保育士の辛さが痛いほど良く分かります。

年度途中で辞めてもいいのか、どうやって辞めるのか、そして退職代行を使ってもいいのか…。

そんなふうに悩んでいる保育士の方に、届く情報発信を心がけています。

また、退職代行を使おうか迷っているけどよくわからないために利用ができない保育士への相談対応もしております。

ありがたいことに私と相談したことで、実際に退職代行を使う決意ができた方や退職代行を使わなかったけど休職と言う形を選んで自分自身の健康や命を守ることにつながった方を何人も見てきました!

ぜひ、お気軽にTwitterのDMや当サイトのお問合せフォームをご活用ください。

ここまで、現在私が取り組んでいることについてお話ししてきましたが、私が新卒で辞めた会社についてもう少しだけ詳しくお話しさせてください。

期待を胸に入社した会社は、残業代を支払わないブラック企業だった

私が最初に入社した会社は、サービス残業が蔓延しており、上司のパワハラも目に余るものでした。

「仕事を通じて、人間的に素晴らしい人になろう…」と決意して入社したにもかかわらず、目の前の現実の辛さにいつしか、「辞めたい…」といつも思うようになっていました。

上司は私を無視したり、目線を合わせなかったり、他の部下を巻き込んで私を標的にしたり…

と、いい大人がいじめて何が楽しいんだろうと、いつも悲しい思いでいっぱいでした。

勇気を出して、残業代の支払いを要求した際には、「残業するように指示した覚えはない、あなたが勝手にやったことだ」と言われ、次の日からのパワハラ行為はエスカレートしました。

これ以上我慢してたら、うつ病にでもなりそうだと危険に感じ、私は次の転職が決まる前に、退職しました。

本来は次の職場を見つけてから退職すべきだったのですが、そんな気持ちの余裕はどこにもありません。

残ったエネルギーを振り絞って退職届を出し、退職までの1ヵ月を苦渋を舐めながら過ごしました。

イツキ
こんな辛い思いをするなら、退職代行を使っても良かったと後から振り返っても思います。
ただ、私が退職した2017年には退職代行サービスそのものがまだありませんでした。

最後は、お別れの言葉もなく切り捨てられるような視線を浴びながら辞めました。

「仕事を通じて、人間的に素晴らしい人になろう…」と思っていたので、仕事でつまづいた私にはすっかり自分に自信をなくしてしまいました。

3回の退職と転職でようやく安定。保育業界に疑問を持つようになる

自分の心を守るために、次の仕事を見つける前に退職したものの、良い職場となかなか巡り会えず、2ヶ月でやめたり半年でやめたりが続きました。

最終的に、現在の放課後等デイサービスにたどり着き7年目を迎えようとしています。

そして、仕事が安定してきた頃に、「そもそも保育業界ってやばいんじゃないのか」と冷静に考え始めるようになりました。

Twitterを見ると、「自分と同じように辞めたいと思っている保育士がこんなにたくさんいるんだな!」と思い知らされました。

しかも、私以上に過酷な労働環境で疲弊している方ばかりです。

保育業界の労働問題をより深く理解するために、私はいろんな論文を読み漁るようになりました。

すると、保育士は産業構造そのものに問題があって給料が上がらなかったり、辞めてもまた新しい保育士がどんどん入ってくる仕組みができあがっている現状がわかってきました。

「だから、こんなに保育士は給料が低くて、潜在保育士の方が多いんだな」

私は現場で働いているからこそわかりますが、職員が幸せに楽しく働けていなければ子どもたちにより良い保育ができません。

むしろ心がすさんでいる保育士がいると、保育の質が下がり、最悪の場合虐待につながってしまいかねません。

また、適応障害やうつなどの精神疾患になって、ようやく今の職場から逃げることができる保育士をたくさんみてきました。

年度末まで責任感を持って働き続けることに否定しませんが、自分が病気になっても保育園は痛くも痒くもないですし、辞めても新しい保育士を雇えばいいだけの話です。

残酷ですが、保育士の代わりはいくらでもいるのが現実です。

天職ビジョンで伝えたいこと【退職代行の存在を知ってください】

当サイトで、一貫して読者の方にお伝えしていることがあります。

心が健康なら、先に退職しても、人生何とかなる

あらゆる転職本には、次の仕事を見つけてから退職することが推奨されています。

理屈では本当にその通りです。

しかし、そうできない現実があります。

限界まで我慢して心の病気になる人もたくさんいます。

そして、心の傷を一生背負うくらいなら、退職代行を使って今すぐ仕事を辞めてもらいたいです。

なぜなら、我慢してずっと働いていても、憎しみになってしまうからです。

憎しみからは憎しみしか生まれません。あなたの心が荒んでしまう前に、早く違う職場に行ってほしいと心から願っています。

とは言っても、退職代行のことをよくわからない方も多いので、当サイトでは保育士の退職代行を使った方の体験談を一人ひとり丁寧に取材して記事にしています。

あえて言いますが、退職代行は非常識ではありません。

退職代行を使わざるを得ない職場の方が非常識です。

あなたが辞めても職場は従業員を食い物にして、のらりくらりと今日も営業を続けています。

そんなダメダメな会社でもやっていけているのは、我慢して働き続ける人がいるからに他なりません。

みんなが退職代行を使えば、従業員を不幸にする会社は淘汰されます。

サービス残業ありき、持ち帰り仕事ありき、休憩なしは当たり前。

そんなやり方でしか成り立たない会社は潰れた方がいいと思うのです。

退職代行を使う保育士が増えることで、ブラックな職場はどんどん減り、子どもも保育士も幸せに近づいていくでしょう。

まずは退職して心のエネルギーを貯めてから転職を考えよう!

ブラックな職場で働いていたら、現職をこなしながらの転職活動はまず考えられません。

そのため、まず退職を最優先に考えて欲しいです。

そして、心のエネルギーが溜まってから転職を考えても遅くはありません。

先に退職しても、心が健康であれば、人生はなんとかなります。

私は新卒で入社した職場を9ヶ月で辞めましたが、今や結婚して2児の父になりました。

今の職場で管理職に近い仕事もしています。

あなたが勇気を出して、今の環境を変えることができれば、人生は絶対になんとかなるんです。

もし神様がいるとするなら、あなたに超えられない試練は与えません。

あなたにもきっと夢・ビジョンがあったはずです。

勇気を出して退職し、あなたが元々描いていたビジョンに向かって再出発しましょう!

保育士に本当におすすめできる退職代行はこちらの記事から見てみる