保育士におすすめの異業種転職を3選!注意点もあわせて

  • 今までずっと保育士をしてきたけど、もう保育士という仕事に限界を感じている…
  • 保育士としてのキャリアに自信が持てず、異業種に転職したい

保育士としての働いているといろんな辛いことに遭遇するので、上記のように一度は感じたことはあるのではないでしょうか?

イツキ
現場で働いていると、ふと「普通の会社員ならもっと給料もらえるのにな〜」と思うことはよくありますよね…。

そこで、今回の記事では、保育士におすすめの異業種転職先を3お伝えします。

記事の後半で、保育士が必ず知っておきたい異業種転職する上でのマインドについて紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

保育士だけど異業種転職あなたの方向性は間違っていない!

「せっかく保育の資格を取ったのに、保育士てして働かないなんてもったいないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、保育士から異業種転職する人がかなり多い事実があります。

厚生労働省の調査(2020年)では、資格を持ちながらも働いていない潜在保育士が93.5万人いると言われ、資格保有者全体の159.8万人の過半数を超える結果です。

さらに、雇用動向の調査(2018年)では保育士は勤めて8年未満に約半数が保育士という仕事を辞めている事実もあります。

これらの調査からわかるように、保育士の資格があっても、実際に働かず別の仕事をする人の方が圧倒的に多いのです。

これは、長い目で見ると保育の仕事を続けるのが厳しいことを物語っています。

つまり、あなたが保育士から異業種に転職しようとするのは実はよくあることなので、あなたの方向性は間違っていないと言えるでしょう。

イツキ
次からは、保育士におすすめの異業種転職先を3つ紹介します。

保育士におすすめの異業種転職①接客系

1つ目におすすめの異業種転職は、接客系です。

保育士は仕事柄、保護者との対応で言葉遣いや間の取り方が長けています。

特に、飲食店のウェイトレスやショップ店員には、常にお客様とのコミュニケーションが求められます。

そのため、保育士経験者には難なくこなせる仕事だと言えるでしょう。

保育士におすすめの異業種転職 ②営業系

2つ目におすすめの異業種転職は、営業系です。

営業系にもコミュニケーションが求められるので、保育士の経験が役立ちます。

営業は成果主義であることが多いので、「〇件の成約を取る」といった実績が求められます。

たしかに、数字に追われるのは大変かもしれません。

しかし、おもちゃやベビー服など保育士の知識を活かせそうな商品で営業ができれば、あなたの良さを活かせるでしょう。

保育士におすすめの異業種転職 ③商品開発系

3つ目におすすめの異業種転職は、商品開発系です。

保育士の経験があれば、保育や子どもにちなんだ商品開発に携わることもできます。

例えば、「それが欲しかった!」という保育士向けの文房具や衣類を作ることもできるでしょう。

また、おもちゃを開発・販売する企業では、実際に子供たちが手に取って遊びやすいおもちゃを作ることに関われるかもしれません。

このように、保育士の資格を生かして異業種先で活躍することもできるでしょう。

【注意】保育士のマインドでは、異業種転職は簡単ではない!

ここまで、保育士におすすめの異業種転職先を紹介してきましたが、正直に言うと、保育士のマインドのままでは異業種転職は簡単ではありません。

なぜなら、保育士は「効率よく稼ぐこと」を考えなくても成立する仕事だからです。

思い返せば、保育士をしている時は、目の前の子どもと楽しく遊ぶことが一番の仕事ですよね。

良い保育をしても、いい加減な保育をしても、国からもらえる補助金の額は変わりません。

おそらく、あなたが何もしなくても、毎年のように入園の申し込みが絶えないことでしょう。

しかし、一般企業でそんな甘い考えだと、生き残ることはできません。

多くのビジネスマンが短い時間でいかに質の良いサービスを多く提供できるのか…いわゆるコスパを重視します。

このように、「いかに効率よく稼ぐのか?」という視点が、これから一般企業に転職する保育士には求められることを理解しておきましょう

異業種転職を成功させたいなら、転職エージェントの登録は必須

異業種転職を確実に成功させたいなら、保育士マインドを変える必要があります。

しかし、保育士として働いている以上、普段話す人は家族か保育士仲間くらいしかいないでしょう。

そこで、おすすめなのが転職エージェントへの登録です。

転職エージェントに登録すれば、あなたに担当のキャリアコンサルタントがつきます。

キャリアコンサルタントは、ただ単に企業を紹介するだけではありません。

実はあなたとの面談を通じて、あなたの考え方を変えることも仕事の一つなんです。

キャリアコンサルタントとしても、求職者と企業のミスマッチは絶対避けたいもの。

ですから、求職者であるあなたとの対話を重ねながら、どうすれば求職者が理想を実現させてあげられるだろうか…と考えてくれるのです。

そのため、ゆくゆく異業種に転職するつもりなのであれば、転職エージェントに早めに登録しましょう。

そして、キャリアコンサルタントとの面談を重ねておくことをおすすめします。

>>【未経験から異業種へ】不安を消し去る転職エージェント紹介

【自信がない人おすすめ】保育士に代わるスキルをつけるべし

「資格」があると、自信を持って仕事ができる人もいます。

それは、「保育士」という資格を現在使って仕事をしているあなたにも、当てはまることなのではないでしょうか?

「保育士以外にできることがないから、異業種転職が不安だ…」となかなか一歩を踏み出せない方には、資格に代わるスキルを身につけることをおすすめします。

具体的には、プログラミングやWebデザインなど、手に職をつけるような技術のことです。

特に、プログラミングに関しては、数多くのスクールが出てくるようになりました。

多くのスクールでは転職までサポートしてくれるので、エンジニア転職を希望する方は、プログラミングスキルで自信を高めてから転職するのもアリでしょう。

こちらの記事では、通常50万ほどかかるプログラミングスクールが無料で受けられる方法について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ:保育士の異業種転職は厳しいでもやった方がいい!

結論、保育士の異業種転職は簡単ではありません。

しかし、いつまでの保育士を続けていくわけにもいかないことは、あなたが一番よくわかっているはずです。

実際に、勤めて8年未満で保育士の約半数は、保育士を引退しています。

遅かれ早かれ、保育士を辞めようと思っている方は、まず転職エージェントに登録し、転職のタイミングを慎重に伺っておきましょう。

転職に向けた準備をしていく中で、優良求人に巡り会える可能性もありますからね。

ちなみに、40代、50代からの異業種転職はかなり難しいです。

20代、30代と若いほどキャリアチェンジはしやすいので、ぜひ「若さ」という強みを活かして、異業種転職を成功させましょう。