保育士で年度途中に辞めたい!は無責任?【正論は無視して良い】

  • 今の職場に行くのが辛くて保育士辞めたい…
  • でも、年度途中でやめると周りの子どもや先生に迷惑がかかる

年度途中で辞める職場への影響は、頭ではわかっていても、体がもうしんどくて辞めたくなることがありますよね。

ネットで検索すると、「年度途中でやめるのは非常識!無責任!」など書いてあり、辞めたくても辞められない状態に突入する保育士も少なくありません。

そこで今回の記事では、本当に年度途中に辞めるのは悪いことなのか?を詳しく解説。

さらに、記事の後半にかけて、年度途中でも辞めるべき理由も紹介していますので、退職すべきか迷っている保育士の方はぜひ参考にしてみてください。

保育士で年度途中で辞めても大丈夫

先に結論を述べると、年度途中でも関係なく仕事を辞めても構いません。

仮にあなたの恋人が大病をわずらって介抱する状況になったら、年度途中だろうがなんだろうが、必ず退職することでしょう。

同じように、理由がどうであれ、労働者であるあなたには、いつでも退職する権利があります。

イツキ
保育士に向いてない、上司が苦手、給料が低いなど、理由に関係なく辞めることができるのです。

次の章から、保育士が年度途中にも関わらず辞めたいと思う理由を3つ紹介します。

保育士が年度途中でも辞めたいと思う理由①労働環境が悪い

1つ目の理由は、労働環境が悪いことです。

具体的に言うと、持ち帰り仕事、サービス残業、休憩なし、これら3つのうち一つでも当てはまっていれば、労働環境は良いとは言えません。

保育の現場だから仕方ないではなく、冷静に1つの職場環境として客観視すると、心身共に健康に働ける環境が整っているでしょうか…。

このように、実際に働いてみてはじめて、保育現場の労働環境をわかるため、年度途中でも早めに辞めようと考える保育士がいるのです。

イツキ

本当に保育士のことを大切にしている園は、持ち帰り仕事やサービス残業など、人権侵害まがいなことは絶対にしませんよ。

保育士が年度途中でも辞めたいと思う理由②人間関係が悪い

2つ目の理由は、人間関係が悪いことです。

保育現場の人間関係はとっても複雑。

中でも、保育観の不一致が原因となって、周りの保育士から孤立しやすいです。

人間関係が悪いと、子どもたちの前でもなかなか笑顔になれません。

子どもの前では理想の先生を演じたとしても、その後の疲労感はドッと来るでしょう。

このように、好きな仕事をしているはずなのに、周りの保育士との人間関係が悪いために、年度途中でも関係なく辞めたい保育士は多いです。

保育士が年度途中でも辞めたいと思う理由③精神的に辛い

3つ目の理由は、とにかく精神的に辛いことです。

労働基準法を無視した職場環境で理不尽さを感じ、保育士同士の人間関係も悪ければ、だんだん具合が悪くなってきます。

心も体も拒絶反応を示しているのに、責任感から辞めずに働き続けると、仕事の終わりの疲労感はとてつもないです。

少なくとも、達成感から良い疲労を感じる状態ではないので、ただ単に疲弊してると言わざるを得ないでしょう。

したがって、いろんなことが重なって精神的に辛い状態になれば、年度途中でも関係なく辞めたい保育士は出てきます。

辞めたい職場にいつまでもいる必要はない

ここまで、年度途中でも保育士が辞めたい理由を3つ紹介しましたが、正直いつまでもその職場にいる必要は全くありません。

本来、子どもと関わっていれば、毎日何かしらの発見や学びがあります。

しかし、心が限界で「辞めたい!」と思っているのであれば、そこで学ぶものを何も見出すことはできません。

保育の仕事は元々安月給なので、やりがいや楽しみなど、内から湧き出るエネルギーがないとやっていけない仕事です。

いわゆる燃え尽き症候群に陥っていて、毎日帰ることだけを待っているような状態であれば、すぐにでも退職を考えた方が良いでしょう。

イツキ

次の章からは、保育士が年度途中でも辞めるべき理由を3つ深掘りしてお伝えします。

保育士が年度途中でも辞めるべき理由①命や健康を守れるのは自分だけ

1つ目の理由は、命や健康を守れるのは自分だけだからです。

年度途中だから…と辞めたい気持ちを押し殺して仕事していると、メンタルがパンクしてしまいかねません。

そして、仮にうつや適応障害になったとしても、園側は痛くも痒くもないです。

あなたが辞めたら別の保育士を雇うだけ。

そんな程度にしか保育士を思っていない園のために、病気になるまで働いて何の意味があるでしょうか。

したがって、自分自身を守るためには、年度途中を気にせずに、退職することをおすすめします。

イツキ

自分が辞めたら仕事が回らないと心配する必要はないです。

回るかどうかはあなたが気にする問題ではないですし、気にしたところで園長でもないので、何もできません

保育士が年度途中でも辞めるべき理由②あなたいなくても組織は回る

2つ目の理由は、あなたがいなくても組織は回る現実があるからです。

年度途中で辞めたら、周りの先生や子どもたちに迷惑がかかり、仕事が回らなくなるとよく言われますが、それは真実ではありません。

会社は組織です。

あなた一人いなくなっても、それに対応できるくらい余裕があるものですし、そうあって当然なのです。

もし、あなたが辞めたくらいで仕事が回らなくなるのであれば、それは辞めたあなたのせいではなく、そんな人員配置で放置した園長の責任でしょう。

したがって、あなたが責任を背負い込んで、我慢する必要は全くありません。

保育士が年度途中でも辞めるべき理由③辛い職場にいても才能は生かせない

3つ目の理由は、辛い職場にいても才能は生かせないことです。

毎日「今日も仕事か〜、辞めたいな。」と嘆きながら働き続けたところで、本来のあなたの良さが発揮されません。

たった一度の人生なのですから、イヤイヤながら仕事するのでなく、自分が本当に楽しく働ける場所を探すことに、エネルギーと時間を費やした方が良いのではないでしょうか。

今の仕事で一生続けていくことは、現実的に考えられないのですから、本来の力を発揮できる仕事や環境を見つけましょう。

退職代行の存在を知っておくだけで心の支えになる

退職したくてもできない人の駆け込み寺として、退職代行サービスがだんだんメジャーになってきました。

一度使った人は、その手軽さでリピートするほど人気のサービスです。

もう心が限界で消えてしまいたいくらい疲弊している保育士は、今すぐ退職代行を使って欲しいところですが、「でもやっぱり自分で言った方が良いよな…」と抵抗感のある方もたくさんいます。

先ほどもお伝えしたように、退職代行はいざと言うときの駆け込み寺です。

その存在があるだけでも、心の安定につながります。

ぜひ、本当にダメになった時は、「退職代行というのもあるんだ!」と思い出してくださいね。

イツキ

退職代行を使いたい保育士の相談や質問を随時受け付けています。

Twitter DMお問い合わせフォームからご連絡よろしくお願いします!

保育士に本当におすすめの退職代行サービス3選はこちら

【人生何とかなる】辞めてから転職活動をしてもいい

退職する前に次の就職先を決めるのは、転職活動の鉄則です。

しかし、それは健康なメンタルの保育士に限った話。

机上の空論です。

毎日心身ともにボロボロな状態で、ふとした時に涙が出るくらい病んだ心で、転職活動をするのは到底できません。

イツキ

私も一旦退職してから、転職活動しましたよ。

というよりも、心が持たなかったです

 

先に退職しても人生なんとでもなります。

現に、私も現在3社目で勤続4年、結婚して2児の父となっています。

本当に心が限界なら、自分の健康を優先して先に退職してください。

まとめ:年度途中でも保育士は辞めても大丈夫!自分を大切にしよう!

ここまで、保育士が年度途中で辞めたいと思う理由や辞めるべき理由を詳しく解説しました。

結論、どんな理由であろうと、年度途中であろうとも、あなたは退職することができます。

それが労働者の当たり前の権利で、法律上、園長が断ることはできません。

人手不足や脅しで、辞めたくても辞められない状態であれば、早くその職場から逃げてください。

いざと言うときには、退職代行サービスがあります。

頭の片隅に置いておくだけでも、心が安定するはずですので、そういったサービスがあることをぜひ知っておいてください。

保育士におすすめの退職代行3選と使い方はこちら