保育園以外で保育士の仕事をするには?おすすめの職場3選!

あなたは、そろそろ保育園以外で保育士の仕事をしてみたいな…と思ってはいませんか?

「新卒からずっと保育園で働いてはいるけど、体もずっと持たなそうだし、給料も低いしな…」とこのまま働き続けるのが心配になる瞬間がありますよね。

しかし、保育園以外にも保育士が活躍できる職場は今やたくさんあるんですよ。

そこで、今回の記事では、保育園以外で保育士が働けるおすすめの職場を3紹介します。

ぜひ、今後の転職活動に活用してみてください。

保育園で一生働き続けるのは、心身ともにしんどい

保育園で勤めてみてまずわかることは、一生保育業務に従事していくのは、肉体的にも精神的にもしんどいことです。

一日中子どもと遊ぶ仕事なので、年齢を重ねるうちに、だんだん体がついていかなくなり、によっては慢性的な膝痛や腰痛に悩まされます。

また、どれだけ頑張っても、給料が伸びなければ、将来に対する不安はいつまでもなくなりません。

保育園の中にはまだ古い体質のところが多く、持ち帰り仕事やサービス残業が常態化しているところもあります。

したがって、保育園の仕事に限界を感じてきたら、保育園ではない職場を検討する良いタイミングと言えるかもしれません。

保育士が活躍する保育園以外の職場はたくさんある!

 

実は、保育園以外にも保育士が働ける職場はたくさんあって、必須の人員基準になっているところもあります。

  • 児童福祉施設
  • 乳児院
  • 児童養護施設
  • 母子生活支援施設
  • 児童発達支援
  • 放課後等デイサービス
  • 学童保育
  • プリスクール
  • ベビーシッター

上記のように、「聞いたことはあるけど、そんなに詳しくない…」と言う施設がたくさんあることでしょう。

次の章から、上記の施設から、保育園よりもゆとりを持って働くことができる職場を厳選してお伝えするので、ぜひチェックしておきましょう。

保育園以外のおすすめの仕事①プリスクール

1つ目におすすめの職場は、プリスクールです。

給料も、一般的な保育園に比べて高いことが多く何より時間に余裕を持って仕事ができます。

15時くらいには退社して、その後ベビーシッターや英会話講師など、ダブルワークで稼ぐことも可能です。

ちなみに、気になる英語力ですが、日常会話を英語で問題なく話せれば働くことが可能。

また、園によっては、本格的な英語教育は外国人講師が担当して、そのサブ的な位置付けで仕事するケースもあります。

どれくらいの英語力が必要なのかは、企業研究や見学などしてリサーチしておく必要があるでしょう。

保育園以外のおすすめの仕事おすすめ②児童発達支援

2つ目におすすめの職場は、児童発達支援です。

児童発達支援とは、小学校に入る前の障害のある未就学児を対象に、保育を行う仕事です。

保育園とは違って、早朝から夕方まで預かるような児童発達支援はほとんどなく、9:00〜15:00くらいまで、子どもたちを預かります。

保護者が児童発達支援を利用するきっかけとしては、保育園の入園を断られて仕方なく利用する家庭もあれば、保育園に通いつつももっと専門的な支援に触れさせたいと思う場合もあります。

一日受け入れる定員は10の事業所がほとんどなので、保育園時代と比べてゆとりのある保育を実践できるでしょう。

保育園以外のおすすめの仕事おすすめ③放課後等デイサービス

3つ目におすすめの職場は、放課後等デイサービスです。

放課後等デイサービスは、障害のある小学生以上の子供たちの保育を行う仕事です。

イツキ
イメージ的には、障害児向けの学童保育。
しかも、1日10名定員の少人数受け入れの施設ですね。

一昔前は、障害のある子どもたちは学校終了後、保護者と自宅で過ごすことが多かったですが、現在はひとり親家庭や共働き家庭など、自宅で障害児の面倒を見れなくなってきています。

そういった社会的背景が相まって、放課後の障害児の過ごし方をサポートする流れになってきているのです。

勤務時間は11:00~19:00など、子どもたちが授業が終わる午後に向けて集中して仕事を行います。

子どもたちがいない時間帯は、保育内容を職員同士で打ち合わせたり、教材作成をしたりできるので、保育園時代と比べてゆとりのある仕事ができることでしょう。

保育士の経験を活かしたキャリアチェンジもおすすめ

保育士として現場でバリバリな働き方だけではなく、間接的に保育に関わる仕事もあります。

おすすめなのは、おもちゃや教材の営業販売、そして人材派遣です。

おもちゃや教材の営業販売

保育園時代の経験を活かして、おもちゃや教材の営業販売をすることが可能です。

実際に子どもとおもちゃと教材で遊んだ経験は、その辺の営業マンと比べて負けることはありません。

また、子どもの年齢に応じた保護者の悩みも誰よりも詳しいのが保育士と言えます。

インセンティブでスピード出世・給料アップを狙うなら、保育士の経験を活かせる営業職に転職しましょう。

人材派遣

保育士の経験を活かして、保育士向けの転職エージェントや転職サイトのスタッフに転職する方もいます。

自身の転職経験や保育園時代の辛い経験があれば、求職者の気持ちに寄り添った仕事ができるはずです。

そして、ブラックな保育園には求職者を紹介せず、本当におすすめできると思える職場だけを紹介することだってできます。

あなたがもし、過酷な労働環境で悩んできた過去があるならば、ほかの保育士にも同じような経験をしてほしくないはずです。

直接保育に関わらなくても、保育業界をより良くしていきたいと強い信念のある方は、人材派遣業はかなりやりがいある仕事になるでしょう。

イツキ
営業も人材派遣も、自分の努力次第で給料が上がっていく仕組みがあるので、保育園時代よりも成果が報われやすいです。

>>保育士におすすめの異業種転職を3選!注意点もあわせて

事務職も人気だが、倍率が高くて採用されにくい

保育士を辞めて違う仕事に転職しようと考えると、「事務職」を思い浮かべる方も多いはずです。

確かに、未経験でもできそうな仕事ですが、そもそも採用倍率が高くて、なかなか内定がもらえません。

その証拠に、事務職の有効求人倍率はいつも0.3程度。

10人が事務職に応募したら、3人しか内定がもらえないということです。

しかし、事務職のようなゆとりがあって、プライベートも充実できる働き方は保育園勤務にはない魅力がありますよね。

実は、コロナ禍で市場が大きく拡大している穴場業界があるので、知っておくだけで今後の転職活動に活路を見出せるはずです。

事務職への転職にも興味がある方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

>>【保育士から事務職へ転職】正社員で働ける〇〇業界とは?

保育士として働きたいなら、特化型の転職エージェントの活用が鉄則

保育園以外の保育士の仕事を探すなら、保育士向けの転職エージェントの活用は今や当たり前の時代となりました。

徐々に、保育士の労働環境の実態が明らかになり離職が激しい昨今、各事業所は保育士の確保に必死です。

そして、国の方でも保育士と職場のミスマッチを防ぎ、保育全体の質向上を図るために、公認エージェントを定めています。

もし、どうせ転職するなら、今よりももっと楽しくやりがいを持って働きたいはずですよね。

保育園以外の職場を検討するなら、マイナビ保育士と保育士人材バンク!がおすすめの転職エージェントです。

そのほかにも、転職エージェントをもう少し吟味したい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

>>【国が公認した】保育士専門のおすすめ転職エージェント5選

キャリアチェンジも考えるなら、大手サイトを活用すべし

先ほど紹介した営業や人材派遣、事務職なども転職先として検討している方は、保育士向けの転職エージェントに登録しても希望する求人がありません。

むしろ、職種に特化していない一般向けの転職サイトを活用すべきです。

例えば、dodaリクナビNEXTであれば、登録されすれば、条件に合った求人をメールで送ってくれます。

自分で異業種の求人を探すことも大切ですが、そんな時間があまりない…という方は、ぜひ転職サイトに登録しておきましょう。

ちなみに、転職エージェントにこまめに面談を組んでもらって、履歴書の添削、面接練習までお願いしたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

>>【未経験から異業種へ】不安を消し去る転職エージェント紹介

まとめ:保育園以外にも保育士が活躍できる職場はある!

ここまで、保育園以外の職場で保育士として働ける職場を3つ厳選して紹介しました。

保育園時代では大変だったことでも、他の職場であれば、嘘のようにゆとりを持って働けることも珍しくありません。

また、保育業務に直接入らなくても、間接的に保育に関わる仕事として、営業、人材派遣を紹介しました。

これらの仕事は、保育士資格は必須ではないものの、保育園時代の経験は必ず役に立ちます。

キャリアの選択肢として、ぜひ検討してみてください。