【保存版】3回転職した保育士が教える職務経歴書の書き方

あなたは、保育士ならではの職務経歴書の書き方をご存知ですか?

一般的な職務経歴書の書き方を調べてもみても、なんだが自分の経歴に当てはめて書くのが難しいな…と思うことがあるはずです。

そこで、今回の記事では、保育士向けの職務経歴書の書き方を2パターン詳しく解説。

さらに、初めて転職する保育士2回目以降の転職をする保育士が職務経歴書を書く方法にも、事例を使いながら紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

イツキ
転職経験が3回がある保育士です。
転職関連の書籍を5冊ほど読んで、職務経歴書の書き方を勉強したことがあります!

保育士の職務経歴書の役割とは?【面接に呼んでもらうため】

いきなりですが、「職務経歴書は何のために書くのか?」を考えたことはありますか?

「応募した園から言われたから…」「募集要項にそう書いてあるから…」という方が正直多いはずです。

しかし、職務経歴書を書く目的は、転職活動の慣例だったり、ただ単に項目を埋めたりすることではありません。

面接官に「会いたい」と思わせることが本質的な役割です。

面接官は、いろんな求職者の職務経歴書をさっと目を通しますが、どこかでみたことあるような言葉しか書いていないと、書類選考で落ちてしまいます。

つまり、面接官が「なんかこの人の話を聞いてみたいな」と思えるような、書き方をする必要があるのです。

そのため、インターネットで見つけた誰かの職務経歴書をコピペするのではなく、自分の経歴を魅力的に伝えられるように真剣に書くことが大切になります。

保育士の職務経歴書の書き方【2パターンある】

職務経歴書の書き方には、以下の2パターンがあります。

  • 現在から過去に遡って書く
  • 過去から現在に向かって書く

それぞれの職務経歴書の書き方を詳しく見ていきましょう。

現在から過去に遡って書く

現在のキャリアを推したいなら、現在のキャリアから書くと良いです。

職務経歴書の1ページ目は、面接官が最初に目を通します。

いわば、銀座の一等地のような感覚でしょうか?

そのため、一番アピールしたい経歴を書くと良いです。

現在頑張っていることをアピールしたい保育士が多いでしょうから、「現在、〇〇園で1歳児クラスを担当していて」と現在の仕事状況を説明すると良いでしょう。

イツキ

面接官も、過去のことも知りたいですが、現在何をやっている人なのか?が一番気になることですからね。

現在から過去に遡って職務経歴書を書くのが、あなたを理解してもらいやすいでしょう。

過去から現在に向かって書く

キャリアの積み上げ感をアピールしたい場合は、過去から現在に向かって職務経歴書を書くと良いです。

例えば、経歴で大手の保育園で5年→小規模保育園で主任3年をしていたとします。

そして、転職活動では新規オープンの保育園での主任を希望するなら、「保育園で5年、小規模で3年主任着実にキャリアを高めて現在に至っている」という積み上げ感をアピールすることができるでしょう。

イツキ
次の章から、具体的な職務経歴書の書き方の例を転職初心者2回目以降の転職者に分けて紹介します!

【初めて転職する事例】保育士の職務経歴書の書き方

初めて転職する場合は、最初の職場をよく考えて選んだことをアピールできます。

ここでは、『幅広い年齢の子どもを見たかった』ため、母体が大きな社会福祉法人に入社したという堅実性を面接官に意識させることができるでしょう。

また、大きな組織ならではの異動も積極的に申し出た過去を散りばめることで、『幅広い年齢の子どもを見たかった』という入社の動機に一貫性を持たせることができます。

結果的に、自分のキャリアを真剣に考えている保育士で、常に学びを求める誠実な人だという印象を与えることができるでしょう。

2回目以降の転職事例】保育士の職務経歴書の書き方

転職経験がある保育士は、まず何をやってきた人なのか?を面接官に理解してもらう必要があります。

自分のキャリアを構築するために、どんな努力をしてきたのかを最初に伝えます。

ポイントとしては、最初大きな保育園で経験し、「そこでは得られない経験を小規模保育園で得るために転職した」というもっともらしい理由を裏付けるような経歴の書き方をする必要があるでしょう。

ここでは、小規模保育園での主任への昇格、さらに園長クラスではないとやらない「職員教育・園全体のマネジメント」にも関わっていたという希少性もアピールポイントとなります。

職務経歴書の書き方で注意すること①負の歴史はあえて書かない

ここまで、保育士の職務経歴書の書き方をお伝えしてきましたが、実は注意しておきたいことが2つあるので紹介します。

1つ目の注意点は、自分の負の歴史はあえて書かなくても良いことです。

負の歴史というのは、具体的には以下のようなことを指します。

  • 上司とコミュニケーションがすれ違い退職した
  • うつ病を発症して退職した
  • 待遇面に不満があって退職した

上記のように、自分の弱いところを正直に書いてその上で採用された方が、お互いにとって良いだろうと思う人もいるでしょう。

しかし、そんな自分の負の歴史はあえて言わなくても良いです。

面接官は「自分の弱さは自分で解決してほしい」と本音で思っています。

イツキ
自分から弱さを言ってくる人は、ヤバい人だと思われる可能性があります。
会社はあなたの面倒を見たいのではなく、売上につながる人を採用したいと思うものですから。

そのため、ネガティブな理由を退職理由で書かずに、あくまでステップアップのために転職したと書くようにしましょう。

職務経歴書の書き方で注意すること②手を抜くと面接で苦労する

2つ目の注意点は、職務経歴書で手を抜くと面接で苦労することです。

面接では、基本的に職務経歴書をもとに、あなたの過去を深掘りされます。

職務経歴書が当たり障りないことばかり書いていると、面接官からすると特に質問することがありません。

その結果、いわゆる意表をつくような質問ばかりされて、面接に苦戦するのです。

逆に、質問してほしいことを、職務経歴書に散りばめておけば、面接官は「これって具体的にどういうことですか?」と聞いてくれます。

そのため、「職務経歴書だけでは語り尽くせない魅力的な私」だと言わんばかりに、職務経歴書を作り込んでください。

職務経歴書に作り込むなら転職エージェントの登録は必須

ここまで、保育士の職務経歴書の作り方について詳しく紹介してきましたが、知れば知るほど注意することが多くて大変だと感じた方も多いでしょう。

そこで、おすすめなのが、転職エージェントに職務経歴書を添削してもらうことです。

転職エージェントはあなたを転職成功させることで、内定先から成功報酬をもらうことができるので、真剣にあなたの職務経歴書作りに寄り添ってくれます。

一から転職本を読んで勉強するよりも、転職のプロからアドバイスをもらったのが、圧倒的に効率が良いのでぜひ活用してみてください。

>>【国が公認した】保育士専門のおすすめ転職エージェント5選

まとめ:保育士の職務経歴書の書き方はエージェントに教えてもらおう

ここまで、保育士の職務経歴書の作り方について、詳しく解説しました。

保育士の職務経歴書は、面接に呼んでもらうための絶対に手を抜いてはいけません。

職務経歴書では語り尽くせない私がいることを、職務経歴書でアピールし、ぜひ話を聞いてみたいと思われるようにしっかり作り込んでいきましょう。

とは言っても、ゼロから完璧な職務経歴書を作るのは難しいので、転職のプロであるエージェントから添削をもらうのが1番おすすめです。

ぜひ、自分一人で悩まずに、転職エージェントに相談してみてください。

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